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蜜蝋 〜Bee wax〜



記念すべき第一弾は、

蜜蝋(みつろう)を紹介したいと思います🐝♡


蜜蝋(別名:Bee Wax)とは、

ミツバチが巣を作るために腹部から分泌した蝋(ロウ)で、ミツバチの巣のゴミや不純物を取り除き精製したものを材料としています。


人間が手を加える範囲は限られており、

ほとんどミツバチが作ってくれている大切な自然界の産物です。


蜜蝋の歴史は古く、紀元前4200年の古代エジプト時代までさかのぼり、ロウソクの主原料として日々の生活に使われたり、ミイラの保存剤としても使われていました。


火を灯すと、アレルギーのもとになる空気中のウイルスやカビ、ダニ、花粉、排気ガス、

チリなどを包み込んでくれるため、天然の空気清浄機とも呼ばれています。


香りもほのかに優しく香るので、お食事中や寝る前などシーンを選ばずに使うことができるキャンドルです。


蜜蝋の香りはどこか懐かしさを感じる匂いで、心をほっとさせてくれる不思議な香りです。


また、収穫する蜜蝋の地域に生息しているミツバチ達が吸っていた花の種類によって、それぞれの蜜蝋の香りや色が変わるのも魅力の一つです。

蜜蝋の色を見ながらミツバチ達が何の花を吸っていたのかを考えるのも楽しいですね。


写真は工房にある、さまざまな地域の蜜蝋です。

ミツバチの吸っている花によって変わる蜜蝋の色

しかしながら、ここ数年の間に私たち人間の影響で発生した温暖化による異常気象や土地開発によって、

ミツバチが蜜を集めるための植物が減少したり、殺虫剤などの農薬によってミツバチの数が減少しています。


ミツバチを守るために様々な活動が行われ、一時的にミツバチの数が増えたりもしていますが、

私たち人間がどう生活するかでミツバチを含む自然のバランスは左右されるのが現状です。


自分たちの生活を第一に考えるのではなく、

私たち人間も自然界の一部として、

自然のバランスを崩さないように心掛けながら、

日々を暮らしていきたいと思っています。



次回は、SHIZUCAL WAXで作っている沖縄県産の蜜蝋キャンドルをご紹介します。


SHIZUCAL WAXの蜜蝋キャンドルに火を灯し、

優しい香りに包まれながら、柔らかい炎の揺らぎの世界へ、、、🕯✨


ぜひ一度体感してみてください🐝🐝🐝♡